シミュレーション

年収500万円で無理のない住宅ローンはいくら?シミュレーションで確認

更新日:2026-04-04

年収500万円は、住宅購入を現実的に検討し始める方が多い年収ラインです。3,000万円台の物件も射程に入ってきますが、「無理のない範囲はどこまでか」という判断が非常に重要です。

年収500万円の借入可能額と推奨ライン

基準借入可能額
年収の5倍(推奨安全圏)2,500万円
年収の6倍(標準)3,000万円
年収の7倍(上限)3,500万円

返済負担率25%で計算すると、年収500万円の月収(約30〜31万円)の25%はおよそ7.5〜8万円。月の返済目安は8万円以内に抑えるのが理想です。

主要なケースのシミュレーション比較

3,000万円借入の場合

借入3,000万円 / 35年 / 元利均等返済

金利月返済額総返済額総利息
0.5%7.77万円3,263万円263万円
0.7%8.04万円3,377万円377万円
1.0%8.49万円3,565万円565万円

3,500万円借入の場合

借入3,500万円 / 35年 / 元利均等返済

金利月返済額総返済額総利息
0.5%9.07万円3,807万円307万円
0.7%9.39万円3,943万円443万円
1.0%9.90万円4,159万円659万円

3,000万円と3,500万円、どちらが現実的か

月の返済額の差は約1.2〜1.4万円ですが、35年間の総返済差は約590万円にもなります。3,500万円の物件でも金利次第では月9〜10万円の返済になり、年収500万円の家計では余裕が薄くなります。

子どもの教育費、老後の準備、車の維持費なども考えると、3,000万円借入(年収の6倍)が現実的な上限ラインと言えます。

「もっと借りたい」と思ったときの判断基準

3,500万円以上を検討する際の確認事項

  • 共働きで世帯年収700万円以上か
  • 頭金が500万円以上用意できるか
  • 金利が1.5%になっても月10万円超の返済に耐えられるか
  • 子どもの教育費ピーク(私立中〜大学)でも返済可能か

年収500万円で住宅ローンを賢く組む3つのコツ

  1. 頭金は最低500万円(物件価格の10〜15%)確保する:借入額を減らし、審査も通りやすくなります
  2. 変動金利を選ぶ場合は金利上昇シミュレーションを必ず行う:現在0.5〜0.7%でも、将来1.5〜2%になった場合の返済額を確認しておく
  3. 35年より30年ローンを検討する:月の負担は増えますが、総返済額を大幅に節約できます

まとめ

年収500万円での住宅ローンは、借入3,000万円(年収の6倍)が無理のない現実的なラインです。月々の返済を8〜9万円以内に抑え、金利変動や将来の支出増加に備えた余裕を持って計画しましょう。

実際の数字で確かめてみましょう。借入額・金利・年数を入れるだけで、月々の返済額と総コストが瞬時にわかります。

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この記事を書いた人

都内在住。Web制作・デザインに20年以上携わり、現在はインハウスでWeb制作や改善業務に関わっています。自身でも住宅ローンを組み、返済や見直しを経験してきました。実体験と調査をもとに、住宅ローンをできるだけわかりやすく整理して発信しています。