シミュレーション

35年ローンと30年ローンはどちらが得か?返済シミュレーションで比較

更新日:2026-04-04

「35年にすると月の返済が楽になるけど、損するのでは?」「30年にしたほうが利息は少ないが、月々がきつくなるのでは?」——住宅ローンの返済期間は悩ましい選択です。実際の数字で比較してみましょう。

35年と30年の返済額比較(借入3,000万円)

借入3,000万円 / 金利1.0% / 元利均等返済

返済期間月々返済額総返済額総利息
35年8.49万円3,564万円564万円
30年9.65万円3,474万円474万円
25年11.33万円3,399万円399万円

30年にすると35年と比べて月々1.16万円多く払う代わりに、総利息は90万円少なくなります

金利別の30年 vs 35年の総利息差

借入3,000万円 / 30年vs35年 / 総利息の差

金利35年の総利息30年の総利息節約できる利息
0.5%263万円225万円38万円
1.0%564万円474万円90万円
1.5%874万円729万円145万円

「得か・損か」より重要な視点

総返済額だけで比べると30年が有利ですが、「月々の余裕があるか」が最も重要です。30年と35年の月々の差は約1.2万円(金利1%の場合)。この差が毎月の生活費・貯蓄・教育費に与える影響は小さくありません。

35年ローンが向いている人

  • 月々の返済を少しでも抑えたい
  • 将来的に繰上げ返済で期間短縮する予定がある
  • 子どもの教育費などで出費が多い時期がある
  • 共働きだが将来的に片方が育休・転職を検討している

30年ローンが向いている人

  • 65歳の定年前にローンを終わらせたい(35歳から借りる場合)
  • 収入に余裕があり、月々1〜2万円の増加は問題ない
  • 金利上昇リスクを早期に解消したい

実は「35年で借りて、繰上げ返済」が最もフレキシブル

35年ローンを組みながら、余裕があるときに繰上げ返済をすると、30年ローンと同等以上の利息節約効果を得られます。月々の返済を少なく設定しておけば、収入が減った時期も安心です。

例えば毎年50万円を繰上げ返済すると、35年ローンが約28〜30年に短縮され、利息も大幅に節約できます。

まとめ

  • 30年ローンは35年より総利息が少ない(3,000万円・1%で約90万円節約)
  • ただし月々の返済が約1.2万円増える
  • 「35年で借りて、余裕があるとき繰上げ返済」が最もフレキシブルな選択
  • 定年退職前にローンを終わらせたいなら、逆算して年数を決める

実際の数字で確かめてみましょう。借入額・金利・年数を入れるだけで、月々の返済額と総コストが瞬時にわかります。

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この記事を書いた人

都内在住。Web制作・デザインに20年以上携わり、現在はインハウスでWeb制作や改善業務に関わっています。自身でも住宅ローンを組み、返済や見直しを経験してきました。実体験と調査をもとに、住宅ローンをできるだけわかりやすく整理して発信しています。