比較・判断

変動金利と固定金利どっちが得か【2026年版・シミュレーションで比較】

更新日:2026-04-04

住宅ローンで最もよく聞かれる質問の1つが「変動と固定、どっちがいいの?」です。2026年現在の金利環境を踏まえながら、具体的な数字で比較します。

2026年現在の金利水準

金利タイプ主な金利水準(2026年目安)
変動金利0.3〜0.8%(ネット銀行中心)
固定期間選択(10年)1.2〜1.8%
全期間固定(35年)1.5〜2.2%

変動金利は依然として低水準ですが、2024〜2025年の利上げにより以前よりも上昇しています。

変動金利 vs 全期間固定:シミュレーション比較

借入3,000万円 / 35年 / 変動0.5% vs 固定1.8%

金利タイプ月返済額総返済額総利息
変動0.5%(金利一定の場合)7.77万円3,263万円263万円
全期間固定1.8%9.62万円4,041万円1,041万円

変動0.5%が35年間固定だった場合、固定1.8%より総返済で約778万円安い計算になります。ただし変動金利は将来上昇する可能性があります。

変動金利が得になるケース・損になるケース

変動が得になるケース

  • 返済期間中ずっと金利が現在水準(0.5〜1%前後)で推移した場合
  • 収入が増え、繰上げ返済で残債を早期に減らせた場合
  • 数年以内に売却・繰上げ完済の見込みがある場合

固定が得になるケース

  • 金利が将来的に2%以上に上昇した場合
  • 収入が不安定で毎月の返済額を確定させたい場合
  • 子育て・教育費などで家計が苦しい時期を確実に乗り越えたい場合

「変動 vs 固定」の損益分岐点

変動0.5%と固定1.8%で組んだ場合、変動の平均金利が35年間を通じて約1.4%を超えると固定の方が得になります。逆に1.4%以下であれば変動が有利です。

日本の過去30年間で変動金利が2%を超えた時期は限定的ですが、今後は予断を許さない状況です。

結論:どちらを選ぶべきか

金利タイプ選択の基準

  • 変動が向いている人:収入が安定・繰上げ返済できる・金利上昇にも耐えられる余裕がある
  • 固定が向いている人:収入が変動しやすい・毎月の支出を一定にしたい・長期間の安心を優先
  • ミックス型も選択肢:一部を固定・一部を変動にすることでリスクを分散

まとめ

2026年現在、変動金利は低水準ですが上昇傾向にあります。「今は変動が安い」という事実と「将来上がるかもしれない」というリスクを天秤にかけ、金利が1〜2%上昇しても返済できるかをシミュレーターで確認したうえで判断しましょう。

実際の数字で確かめてみましょう。借入額・金利・年数を入れるだけで、月々の返済額と総コストが瞬時にわかります。

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この記事を書いた人

都内在住。Web制作・デザインに20年以上携わり、現在はインハウスでWeb制作や改善業務に関わっています。自身でも住宅ローンを組み、返済や見直しを経験してきました。実体験と調査をもとに、住宅ローンをできるだけわかりやすく整理して発信しています。