不安解消

金利上昇でどれくらい住宅ローン負担が増えるのか?シミュレーションで確認

更新日:2026-04-04

2024年以降、日本銀行の政策変更により変動金利が少しずつ上昇しています。「自分のローンはいくら増えるの?」という疑問に、具体的なシミュレーションでお答えします。

変動金利が上昇すると返済額はどう変わるか

変動金利には「5年ルール」と「125%ルール」があります。

  • 5年ルール:金利が変わっても返済額は5年間変わらない(元金・利息の割合が変わるだけ)
  • 125%ルール:5年後の返済額改定でも、直前の1.25倍を超えない

ただし、返済額が変わらなくても元金の減り方が遅くなるため、ローン終了時に残債が残るケースがあります。

金利上昇シミュレーション(借入3,000万円)

借入3,000万円 / 残り25年 / 金利上昇の影響

金利変化月返済額月増加額年間増加額
0.5%(現在)7.77万円
→1.0%8.49万円+7,200円+8.6万円
→1.5%9.22万円+1.45万円+17.4万円
→2.0%9.97万円+2.2万円+26.4万円

残債別・金利上昇の影響比較

0.5%→1.5%(+1%)上昇した場合の月返済増加額

残債残年数20年残年数25年残年数30年
2,000万円+8,000円+9,600円+1.1万円
3,000万円+1.2万円+1.45万円+1.65万円
4,000万円+1.6万円+1.93万円+2.2万円

2026年現在の金利動向と今後の見通し

日本銀行は2024年に利上げを開始し、2026年現在の政策金利は0.5%前後で推移しています。変動金利の目安は現在0.3〜0.8%程度(金融機関によって異なる)です。

経済学者や金融機関の見通しでは、今後数年で1〜2%程度まで上昇する可能性も指摘されています。ただし急激な上昇は考えにくく、段階的な上昇を想定した備えが重要です。

金利上昇リスクへの具体的な対策

  1. 今すぐ「金利+1%」のシミュレーションをする:月返済が増えても家計が維持できるか確認
  2. 余裕があるときに繰上げ返済する:残債を減らすことで金利上昇の影響を抑制
  3. 固定金利への借り換えを検討する:金利水準が低い今のうちに固定化する選択肢も
  4. 生活防衛資金を増やす:返済増加に備えた現金クッションを持つ

まとめ

変動金利が1%上昇すると、3,000万円の残債で月約1.45万円、年間約17万円の返済増加になります。「今払えているから大丈夫」ではなく、金利上昇後も余裕を持って払えるか、今のうちに確認しておきましょう。

実際の数字で確かめてみましょう。借入額・金利・年数を入れるだけで、月々の返済額と総コストが瞬時にわかります。

無料シミュレーターで今すぐ計算してみる →

この記事を書いた人

都内在住。Web制作・デザインに20年以上携わり、現在はインハウスでWeb制作や改善業務に関わっています。自身でも住宅ローンを組み、返済や見直しを経験してきました。実体験と調査をもとに、住宅ローンをできるだけわかりやすく整理して発信しています。